イナスイオンが特に注目されるようになったのは、五年程前からです。
 これまでの研究結果では、比較的都市部や空気の汚れた場所では相対的に少なく存在するのに対し、森林や滝、海辺といったところでは、2,000個/立方センチメートル前後と前者より多く存在すると言われています。
 最近では、その心地よさもあって人の健康への効果について研究が進められています。
 また、マイナスイオン発生商品として多種にわたって商品化販売されているのが現状です。
  1. 身の回りのマイナスイオンの値
  2. イオンとは
  3. 空気中のイオンの働き
  4. マイナスイオンは健康の保持・増進に有効




                             

「マイナスオンの秘密」 菅原明子 著

測定場所 マイナス
イオン
プラス
イオン
森林 2000 1000
オフィス 0 500
風邪の吹き抜けるオフィス 380 -
(10メートルの位置、晴天、相対湿度40〜60%の日) 2800 -
交通の激しい道路(晴天、相対湿度40〜60%の日) 1800 2700
工業地帯(晴天、相対湿度40〜60%の日) 500 2000
マンションの部屋(晴天、相対湿度40〜60%の日) 1500 2200
木造の部屋(晴天、相対湿度40〜60%の日) 2100 1400
落雷の時の窓際 3000以上 -
カラオケボックス 5 5
ゲームセンター 30 40
多摩川(東京)の川べり 270 120
公園(風のある日) 1000 500
(イオンの単位:個/立方センチメートル)


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 イオンとは、電気的に中性な原子や分子が電子を得たり失ったりしてできたものです。


通常の原子
図1 通常の原子

●通常の原子

 原子のモデルで考えると、通常、原子は図1のような状態で存在し、電気的に中性を保っています。
 陽子と電子の数が等しいことに着目してください。ところが、原子の中には外から電子を得やすいものと、自分の持っている電子を失いやすいものがあります。


マイナスイオン
図2 マイナスイオン

●マイナスイオン

 図2のように原子が電子を得て負の電荷を帯びたものをマイナスイオンと呼びます。
 電子の数が陽子の数よりも1個多いことに着目してください。


プラスイオン
図3 プラスイオン

●プラスイオン
 

 また、図3のように原子が電子を失ったものをプラスイオンと呼びます。
 電子の数が陽子の数よりも1個少ないことに着目してください。但し、マイナスイオン、プラスイオンとも、私達の生活空間では、このように単独で存在することはなく、他の分子と結合して浮遊しているのが一般的です。



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作業の対象 マイナスイオンが多いとき プラスイオンが多いとき
血液 アルカリ性 酸性
心臓 働きやすい 働きにくい
血圧 ちょうどよい 高くなる
呼吸 楽になる 苦しくなる
血管 拡張される 縮まる
丈夫になる もろくなる
疲労 回復する 疲れる


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血液浄化や細胞の活性化も

 日本は世界でも有数の滝の宝庫といわれています。
 環境庁の調べによると、落差5メートル以上の滝が全国に2488あります。
 滝の周囲には、その飛沫によりマイナスに帯電した空気イオンが立ちこめています。これは気管支喘息、高血圧などに有効といわれています。
 イオンが健康と密接に結び付いていることは50年以上前から研究されてきています。今では殆どの研究者、学者たちがその量によって健康を左右している事を認めています。
 イオンのうち、特にマイナスイオンが人間によい影響を与えるとされますが、その働きについて探ってみました。

 人体を形成する細胞には様々な働きがありますが、その一つに栄養を吸収したり老廃物を排出したりという代謝があります。細胞内にはマイナスイオン、外にプラスイオンがあり、多くのマイナスイオンが存在する場合は、細胞の働きが活発に行われます。
 また、マイナスイオンが少なくなると新陳代謝が働かなくなります。これが、高血圧、動脈硬化をはじめとする多くの病気のもととなっています。
 最後に、マイナスイオン四大効能について紹介します。



                         

1 血液の浄化作用  健康な血液は弱アルカリ性です。プラスイオンは血液を酸性にし、万病のもととなります。
 マイナスイオンは酸性血液を中和し、健全な抵抗力のある弱アルカリ性の血液に変えます。
2 細胞の新陳代謝と活性化作用  マイナスイオンの増加は細胞膜の電気的物質交流が促進され、新陳代謝が活発になります。
 また、血液中のカルシウムの増加は筋肉と心臓の活性化を高め、心臓の働きがよくなります。
3 抵抗力の増強  マイナスイオンが増加すると血液中のガンマーグロブリンが増加し、各種の伝染病、感染病に対する抵抗力を高めます。
4 自律神経の調整作用  全ての内臓、腺、血管など人間の意思とは関係なく反応する器管をコントロールする自律神経の機能を高めます。
 このようにマイナスイオンは、自律神経のバランスを取り、頭寒足熱の健康的な体に改善します。


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